坂本竜馬の実像に迫る

紀州藩の明光丸と坂本竜馬が借りていた大洲藩のいろは丸が衝突した事件。
ここでの竜馬と紀州藩の駆け引きをみると
坂本竜馬と言う人が実際にはどんな人だったのか、
わかるかもしれない。
そんな本がこれ、
「いろは丸事件と竜馬」鈴木邦裕
船の船長もして海難事故にも詳しい人だそうで、
徹底して当時の状況を調べ上げて、
実際にはどちら側に否があったのかを立証しようとしている。
かなり専門性の高い事象を扱っているが、
興味深くあっという間に読んでしまった。
司馬遼太郎の「竜馬がいく」における伝説と史実との違いを
あぶりだしたりしてます。
明光丸が操船が下手だったとか、
万国公法に照らして竜馬側が話し合いをリードしたとか、
明光丸側の士官が寝ていて見張りがいないとか、
いろは丸に舷灯がなかったこと、
さらに
積荷が4万7千両分(鉄砲など)(実際は米と砂糖では)もあったとか
船の代金も3万5千両(実際は1万両か)
実際、紀州に否はなかったようだけど、
結局土州と竜馬が紀州から大金を賠償させた。
紀州が負けていくのは見るに耐えないほど実力不足、外交べた。
今の日本の外交と一緒。
竜馬の山師的な一面が発揮された事件だったのだろう。
色んな見方が出来るけど、押しの強さはたいしたものだったんだろう。
海援隊という荒くれ集団の大将だから
交渉でもそうした暴力的な背景もちらちら見せてたのかな。
まあ歴史ってのは色んな楽しみが出来ると言うことですね。

いろは丸事件と竜馬―史実と伝説のはざま
海文堂出版
鈴木 邦裕

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by いろは丸事件と竜馬―史実と伝説のはざま の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック